濃尾平野における水田の地下水涵養機能の時系列変化 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.750-751 , 2004

発表番号 8-56

Historical change of groundwater recharge of paddy field in the Nobi Plains

IMAIZUMI Masayuki [National Institute for Rural Engineering]
HARAYAMA Akihiko [Kiso River System Land Improvement Planning and Management Office, MAFF]
ISHIDA Satoshi [National Institute for Rural Engineering]
TSUCHIHARA Takeo [National Institute for Rural Engineering]

濃尾平野における水田の地下水涵養機能の時系列変化

〇今泉 眞之 [独立行政法人 農業工学研究所]
原山 昭彦 [農林水産省木曽川水系土地改良調査管理事務所]
石田 聡 [独立行政法人 農業工学研究所]
土原 健雄 [独立行政法人 農業工学研究所]

濃尾平野では,水道用水,工業用水,建築用水の主に被圧地下水の利用が94%をしめ,農業用水の利用は4%に過ぎない。水田からの地下水涵養は,誘発涵養により被圧地下水へ供給され,水道用水,工業用水等として利用されることにより外部経済を発揮する。この量は,1976年には2億m3/年あったが,揚水量の減少と共に減少し,1986年以降は涵養は起こっていないと考えられる。

Keyword: 地下水涵養機能, 濃尾平野, 外部経済
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