生態系モニタリング軽視で農村生態工学の成功はありえない「大改修(整備)から管理へ」 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.(S)116-(S)117 , 2004

発表番号 S12- 2

Necessity of Ecosystem Monitoring for Progressing for Ecological Engineering From Large-

HIDAKA KAZUMASA [Ehime Univ]

生態系モニタリング軽視で農村生態工学の成功はありえない「大改修(整備)から管理へ」

○日鷹 一雅 [愛媛大学]

この3年、「環境との調和への配慮」がほ場整備事業実施の原則に据えられる中、農業生態学の立場から農村生態工学事業に参加した中で、生態系モニタリングを軽視した現状の問題点を、減農薬でのIPMの成果を参考に指摘したい。減農薬は「防除」から「管理」へという合い言葉で成功したのと同様、農村生態工学では「大改修」からヒトを含んだ生態系モニタリングを主軸とした「管理」が重要であり、そのシステムづくりが早急に求められている。

Keyword: 農業生態学, 生態系モニタリング, 順応的管理
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