イバラトミヨ雄物型の生活史と保全対策 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.(S)122-(S)123 , 2004

発表番号 S13- 1

Life history and conservation program for Omono types of ninespine stickleback

JINGUJI Hirosi [Akita prefectural college of agriculture]

イバラトミヨ雄物型の生活史と保全対策

○神宮字 寛 [秋田県立大学短期大学部]

 人為的に創出した保全池、水路を調査対象地としてイバラトミヨ雄物型の定着状況、繁殖状況を評価した。個体数密度は、人為的な影響を抑えた水路より、新たに敷設した水路で高かった。この個体数密度の増加は、水生植物の植被率の増加と関係があることが示唆された。また、保全池で確認した巣の営巣環境条件は、自然環境での営巣環境条件に比べて水深、営巣周辺の遮蔽物(水中と陸上のカバ−)に違いあることが明らかになった。

Keyword: 営巣環境, 個体数密度, 摂餌率
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