転換畑における2カ年の地下水位変化の比較について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.146-147 , 2005

発表番号 2-11

Comparison between two year's groundwater table change in rotational paddy field

Nakamura Kazumasa [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Matsukawa Goushi [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Unoki Keiji [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]

転換畑における2カ年の地下水位変化の比較について

○中村 和正 [(独)北海道開発土木研究所]
松川 剛士 [(独)北海道開発土木研究所]
鵜木 啓二 [(独)北海道開発土木研究所]

北海道南幌町の転換畑において、平成15〜16年に吸水渠間の3点で地下水位を連続観測した結果から、地下水位変化の特徴を述べる。平成15年は降雨後の地下水位上昇が速やかで、かつ大きかったのに対し、平成16年は地下水位上昇が降雨から遅れ、かつ上昇量が小さかった。また、平成16年の融雪時期前後では、吸水渠に近い地点での地下水位が最も高くなっており、吸水渠の排水機能に障害が生じていたと推察された。さらに、両年とも8月下旬から9月中旬にかけて、地下水位が吸水渠より深い位置まで低下した。

Keyword: 暗渠排水, 転換畑, 地下水位
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