循環灌漑地区における灌漑期の水質負荷について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.166-167 , 2005

発表番号 2-21

Water quality load for irrigation period in cyclic irrigation area

KAN Kabin [The United Graduate School of Agricultural Science Iwate University]
KUDO Akira [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]
IZUMI Mattashi [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]

循環灌漑地区における灌漑期の水質負荷について

○管 化冰 [岩手大学大学院連合農学研究科]
工藤 明 [弘前大学農学生命科学部]
泉 完 [弘前大学農学生命科学部]

循環灌漑を積極的に行っている水田地帯の水管理と流入・流出負荷量について検討した結果、反復利用率が高くなると流出負荷量が少なくなり、差引負荷量がプラスの傾向を示す。流出負荷量が多くなると差引負荷量がマイナス(汚濁型)の傾向を示す、従って、水田地帯における浄化・汚濁の判定には流出負荷量が大きく関与している。浄化型や汚濁型水田の判定に大きな影響を与える流出負荷量は灌漑期間中の全降雨量と代かき・田植期流出負荷量の和との関係が強いことがわかった。

Keyword: 循環灌漑, 反復利用, 流入・流出負荷量
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