発表番号 3-26
Balance of organic matter in a paddy field
hitomi tadayoshi [National Institute for Rural Engineering]
yoshinaga ikuo [National Institute for Rural Engineering]
miura asa [National Institute for Rural Engineering]
shiratani eisaku [National Institute for Rural Engineering]
水田における有機物収支について
○人見 忠良 [独立行政法人 農業工学研究所]
吉永 育生 [独立行政法人 農業工学研究所]
三浦 麻 [独立行政法人 農業工学研究所]
白谷 栄作 [独立行政法人 農業工学研究所]
水環境保全上、重要な水質項目である有機物に着目した水田の現地調査結果を報告する。有機物濃度は田面水では上昇し、浸透水では減少した。差引き排出負荷はTOCが汚濁排出型、Org−Nが浄化吸収型を示した。有機物負荷の主要排出経路は浸透によるものであった。また、C/N比やCOD/TOCの相関が灌漑水と田面水で異なり、水田を通過することにより水中有機物の構成要素に変化が生じたことが推定される。
Keyword: 水田, 有機物, C/N比
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