中規模流域における農耕地等から流出する懸濁物質の実態把握(2)             −桜川中流域での実測例− (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.346-347 , 2005

発表番号 3-48

Actual Condition of Sediment Solid from Cultivated Land and etc. in a Medium Scale Basin (2) - Observation Examples of Middle Reaches Basin in Sakura River -

Banzai Kenji [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Kanda Kenichi [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]
Nakajima Yasuhiro [Na. Res. Inst. Agro-Environmental Sci.]

中規模流域における農耕地等から流出する懸濁物質の実態把握(2)             −桜川中流域での実測例−

○  坂西 研二 [農業環境技術研究所]
神田 健一 [農業環境技術研究所]
中島 泰弘 [農業環境技術研究所]

中規模流域桜川の分割断面における,河川中心部と左右両岸付近での採水における懸濁物質濃度を比較すると,懸濁濃度が小さければ,各採水点での差は見られず,懸濁濃度が大きいとき君島橋で大きく,塙世新橋では小さい。2004年は台風による洪水で,大流量が発生したが,そのときの流量,懸濁物質,全窒素,全リンの各濃度を観測した。流量が増大すると,懸濁濃度は増加するが,全窒素は平時と変わらぬ値であった。河川内据置型濁度計値と採水装置定期的現場採水値と比較した。

Keyword: 水質調査, 懸濁物質, 窒素
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