発表番号 4-21
Environmental factor and Stable isotope ratios of organisms in yato type topography
MAYAHARA Takeyuki [Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University ]
KOHNO Eiichi [College of Bioresource Sciences, Nihon University ]
SASADA Katuhiro [College of Bioresource Sciences, Nihon University ]
MIYACHI Shunsaku [College of Bioresource Sciences, Nihon University ]
谷戸地形における生物の安定同位体比と環境要因
○馬谷原 武之 [日本大学大学院生物資源科学研究科]
河野 英一 [日本大学生物資源科学部]
笹田 勝寛 [日本大学生物資源科学部]
宮地 俊作 [日本大学生物資源科学部]
本研究では谷戸地形において生物の炭素・窒素安定同位体比の比較を行い、同位体比と環境要因の関連性について検討を行った。谷戸右岸側と左岸側に分けヒラタゴミムシの一種と表層土壌の同位体比を分析した結果、右岸側と左岸側の各窒素同位体比に顕著な差がみられた。右岸台地上の牧場からの表流水に対応し右岸側の各窒素同位体比は高くなったと推測される。生物の同位体比は環境要因と関連性があり重要な指標となる可能性がある。
Keyword: 谷戸地形, 安定同位体比, 地表徘徊性昆虫
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