水田魚道とビオトープ水田が生態系に及ぼす影響 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.434-435 , 2005

発表番号 4-32

The influence of paddy field fishway and biotope on the ecosystem

Ota Tomohisa [Faculty of Applied Biological Science,Gifu University]
Ito Kengo [Faculty of Applied Biological Science,Gifu University]
Senge Masateru [Faculty of Applied Biological Science,Gifu University]

水田魚道とビオトープ水田が生態系に及ぼす影響

○太田 智久 [岐阜大学応用生物科学部]
伊藤 健吾 [岐阜大学応用生物科学部]
千家 正照 [岐阜大学応用生物科学部]

近年の圃場整備は,水田と排水路との間に大きな落差を形成し,魚類の水田への遡上を阻害している.本研究では,休耕田に魚道を設け,魚類の遡上行動の実態を調べ,ビオトープ水田が生態系に及ぼす影響について検討した.魚類の遡上調査では高水温時や夕暮れ時,産卵期と重なる時期に遡上を多く確認した.また,休耕田がビオトープ水田としての機能を果たしていたが,タイリクバラタナゴの異常発生というような結果が生じた.

Keyword: 水田魚道, ビオトープ水田, タイリクバラタナゴ
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