構造が異なる3種の井桁沈床における内部生息魚類相の把握 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.446-447 , 2005

発表番号 4-38

Observation of inner fish fauna in the three types of log mattress with different structure

YOSHIDA Naohisa [Graduate School of Utsunomiya Univ.]
TAKAHASHI Nobuhiro [Graduate School of Utsunomiya Univ.]
MIZUTANI Masakazu [ Utsunomiya Univ.]
GOTO Akira [ Utsunomiya Univ.]

構造が異なる3種の井桁沈床における内部生息魚類相の把握

○吉田 尚寿 [宇都宮大学大学院]
高橋 伸拓 [宇都宮大学大学院]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]

栃木県河内町西鬼怒川地区谷川には井桁沈床が既設されている。本研究では、井桁沈床の内部を利用する魚類相の把握を水中ビデオを用い、昼夜別で3種の井桁沈床において行った。井桁沈床を利用する魚類の行動は、4つに分類できることが分った。井桁沈床内部には昼間に1科4種、夜間に3科6種の魚類が確認された。ウグイとフナ類は昼間に比べ夜間に井桁沈床で有意に多く生息している傾向が検定により示された。

Keyword: 井桁沈床, 近自然河川工法, 魚類相
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