発表番号 5- 6
Environmental Benefits for Construction Plans of Canal Harmonizing with Habitat of Firefly
Aizaki Hideo [National Institute for Rural Engineering]
Suzuki Syoji [Aomori Prefectural Government]
ホタルの生息に配慮した水路整備計画に対する地域住民の環境評価
○合崎 英男 [(独)農業工学研究所農村計画部]
鈴木 將司 [青森県農林水産部]
本報告では,選択実験を用いてホタルの生息に配慮した水路整備計画の環境価値を地域住民の視点から定量的に評価した。青森県内の1地区で収集したデータを確率係数ロジット・モデルにより分析した。平均的回答者が最も高く評価した整備計画案は,水路を3箇所整備し,目標とするホタルの生息密度を35匹/100平方メートル,散策道を設置しない計画案であり,その環境評価額は2,199円/世帯・年と推定された。
Keyword: 環境経済評価, 生物保全, 選択実験
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