発表番号 6-12
Chemical chage of concrete surface which exposed to irrigation water
Mori Mitsuhiro [National Institute for Rural Engineering]
Ishigami Akio [SHO-BOND Corporation ]
Takahashi Akira [SHO-BOND Corporation ]
Yamazaki Daisuke [SHO-BOND Corporation ]
Tokashiki Masaru [National Institute for Rural Engineering]
Masukawa Susumu [National Institute for Rural Engineering]
長期供用された農業水利コンクリートの流水面における組成変化
○森 充広 [(独)農業工学研究所]
石神 暁郎 [ショーボンド建設(株)]
高橋 晃 [ショーボンド建設(株)]
山崎 大輔 [ショーボンド建設(株)]
渡嘉敷 勝 [(独)農業工学研究所]
増川 晋 [(独)農業工学研究所]
農業用水路などに見られる摩耗の原因を考察するため,長期供用されている農業水利施設のコンクリートコアを採取し,EPMAによって化学組成を分析した。その結果,水流に接しているコンクリート表面のカルシウム成分が消失していることが分かった。カルシウム成分の溶出によって,セメントペーストの強度が低下する現象が報告されていることから,摩耗現象の一因として,カルシウム溶出が関連している可能性が示唆された。
Keyword: EPMA, 摩耗, カルシウム
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