熱帯モンスーンアジアにおける放射環境と蒸発散 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.696-697 , 2005

発表番号 7-22

Radiation Environment and Evapotranspiration in Tropical Monsoon Asia

Tsujimoto Kumiko [Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University]
Masumoto Takao [National Institute for Rural Engineering]
Mitsuno Toru [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

熱帯モンスーンアジアにおける放射環境と蒸発散

○辻本 久美子 [京都大学大学院地球環境学舎]
増本 隆夫 [(独)農業工学研究所]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]

熱帯モンスーンアジアのカンボジアのトンレサップ湖周辺域で水文気象現地観測を行い,特に放射環境に着目してこの地域の蒸発散について検討した.その結果,明瞭な雨季と乾季を有し水田主体の対象地では,気象環境に加えて地表面(水面)の季節変化が顕著で,蒸発散位を規定する純放射量や,実蒸発散量を制限する土壌水分は,ともにその影響を強く受けていることがわかり,それを十分に考慮して蒸発散量を求める必要性が示された.

Keyword: 蒸発散, 熱帯モンスーンアジア, 放射環境
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