発表番号 7-31
Changes of Flow Regime due to Deforestation and Farm Land Reclamation
Tanakamaru Haruya [Graduate School of Science and Technology, Kobe University]
森林伐採と農地造成に伴う流況変化に関する考察
○田中丸 治哉 [神戸大学大学院自然科学研究科]
本報告では、石川県輪島柳田地区の農地造成流域と山林流域において同定、検証されている長短期流出両用モデルを利用して、モデルの運用条件を変えた感度分析を行い、蒸発散量の減少や表層土壌の改変が流況曲線に与える影響について調べた。その結果、表層土壌の改変は流況の平準化機能を低下させること、蒸発散量の減少は年間を通して流出量を増加させること、渇水時の流出量が造成後に増加する場合があることが分かった。
Keyword: 緑のダム, 洪水緩和機能, 渇水緩和機能
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