遅延入力降雨系列を用いた貯留型流出モデルとその適用例 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.728-729 , 2005

発表番号 7-38

A Storage-based Runoff Model using the Delayed Input Rainfall Sequences and Its Application Cases

Fukushima Akira [Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University]

遅延入力降雨系列を用いた貯留型流出モデルとその適用例

○福島 晟 [島根大学生物資源科学部]

本報告では、貯留型流出モデルの適用性を向上させることを意図して、遅延入力降雨系列を用いた流出解析手法を提示する。貯留型流出モデルでは、流域固有の一定の遅れ時間の導入がなされているが、ここでは、流域斜面域における斜面長分布特性及び洪水到達時間に反映する降雨強度特性を考慮した遅延入力降雨系列の算定手法を用いる。益田市の農地造成域ならびに斐伊川流域への適用事例により、本解析法の有用性が検証できた。

Keyword: 洪水流出, 流出モデル, 流出解析
GET PDF=05/05007-38.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)