砂層のみかけの接触角が散水浸潤に及ぼす影響 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.766-767 , 2005

発表番号 8- 4

Dependence of rainfall infiltration into sand on its apparent contact angle

KAWASHIMA MARIE [Graduated School of Agriculture, Yamagata Univ.]
ANNAKA TAKEYUKI [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]

砂層のみかけの接触角が散水浸潤に及ぼす影響

○川島 麻里枝 [山形大学農学研究科]
安中 武幸 [山形大学農学部]

粒径0.3mm〜0.6mmの海砂を対象に、洗浄の加減等によってみかけの接触角が40°〜90°の状態を作出し、それぞれの試料を用いて、乾いた充填層への散水浸潤実験を行なった。散水強度一定の実験において、フィンガーの幅はみかけの接触角が70°〜75°で最小値を示すこと、先端速度は50°〜75°ではほぼ一定であり75°〜90°では低下すること、飽和度は50°〜70°で増大した後ほぼ一定となること等の依存性が明らかになった。

Keyword: 浸潤, 砂層, 接触角
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