凍結にともなう土中の微生物の位置と活性の変化 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.780-781 , 2005

発表番号 8-11

Distribution and activity of microorganism in freezing soil

Watanabe Kunio [Faculty of Bioresouces Mie University]
Ito Misako [Faculty of Bioresouces Mie University]
Muto Yoshiko [Faculty of Bioresouces Mie University]

凍結にともなう土中の微生物の位置と活性の変化

○渡辺 晋生 [三重大学生物資源学部]
伊藤 実沙子 [三重大学生物資源学部]
武藤 由子 [三重大学生物資源学部]

異なる温度のsFDA染色土壌を蛍光顕微鏡で観察した。蛍光発光面積の解析から、土中の微生物活性の含水比・温度依存性が明らかになった。次に、凍結過程における土中の微生物の挙動、数量と活性の変化を調べた。微生物活性は凍土中より未凍土中で高いこと、氷の析出により微生物が高温側へ移動することが明らかになった。温度環境の変化だけでなく、凍結に伴う水分移動が土中の微生物活性に影響を与えている可能性が示唆された。

Keyword: 凍上・凍結, 土壌微生物, 蛍光顕微観察
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