間隙の大きさと表面荷電特性に基づいたモデル土壌を通過するコロイド粒子の通過特性 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.798-799 , 2005

発表番号 8-20

Transport of colloidal particles through column packed with model soils based on pore size and electrokinetic properties

Yuji Yamashita [Graduate school of life and environmental sicences, Univ. of Tsukuba]
Yasuhisa Adachi [Graduate school of life and environmental sicences, Univ. of Tsukuba]

間隙の大きさと表面荷電特性に基づいたモデル土壌を通過するコロイド粒子の通過特性

○山下 祐司 [筑波大学・大学院生命環境科学研究科]
足立 泰久 [筑波大学・大学院生命環境科学研究科]

土壌中のコロイド輸送現象を検討するために,表面荷電特性を明らかにしたモデル土壌及びコロイド粒子を用いてカラム通過実験を行った.その結果,塩濃度の違いによる表面荷電特性の変化とカラム通過率の変化は定性的に一致することが示された.また,鹿沼土充填カラムにおいてコロイド粒子がトレーサーイオンよりも早期に流出したが,鹿沼土のゼータ電位がほぼゼロであったことからサイズ排斥が主要因であることが示唆された.

Keyword: コロイド, カラム通過実験, ゼータ電位
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