発表番号 8-24
The Relationship between Leaf Water Potential and Transpiration of Salt Tolerant Grass
Nishida Kazuhiro [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University pf Tokyo]
Nasir.M.Kahn [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University pf Tokyo]
Yaneshita Makoto [Taisei Technology Center ]
Shiozawa Sho [Graduate School of Agricultural and Life Sciences,The University pf Tokyo]
耐塩性を持つ芝の葉の水ポテンシャルと蒸散量の関係
○西田 和弘 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
Nasir.M.Kahn [東京大学大学院農学生命科学研究科]
屋祢下 亮 [大成建設技術センター]
塩沢 昌 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
塩類集積が生じ裸地化した農地において、土壌劣化防止のため耐塩性植物を導入し農地保全を図ろうとする試みがある。本研究では、耐塩性が特に高い芝の蒸散特性を得ることを目的とし、塩水処理を行なった芝の葉の水ポテンシャルと蒸散量の測定を行った。結果、土壌水のNaCl濃度増加、及び葉の水ポテンシャル低下に伴う蒸散の低下量(NaCl濃度25g/l、葉の水ポテンシャル約−6.5MPaで三割減少)は、通常の植物と比較して小さいことが明らかになった。
Keyword: 塩類集積, 蒸発散, 水ポテンシャル
GET PDF=05/05008-24.pdf