油汚染土壌の比誘電率について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.852-853 , 2005

発表番号 8-47

Dielectric constant of oil-polluted soil

KOIWASAKI Makoto [Arid Land Research Center, Tottori University]
MOCHIZUKI Hidetoshi [Arid Land Research Center, Tottori University]
SUKO Takeshi [Graduate School of Agriculture and Life Sciences, The Univ. of Tokyo]

油汚染土壌の比誘電率について

○小岩崎 真 [鳥取大学乾燥地研究センター]
望月 秀俊 [鳥取大学乾燥地研究センター]
須甲 武志 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

これまで、土壌の汚染度の評価法についての研究は少ない。土壌の汚染度の評価法の開発を視野に入れ、本研究では、汚染土壌の比誘電率と汚染度の関係を明らかにすることを目的にした。土壌の比誘電率は、液相率にかかわらず、油混合率の上昇により直線的に低下した。この結果と、望月ら(2004)の明らかにした熱伝導率と油混合率の関係を併せて考えることで、汚染土壌の汚染状況を現場で予測する事ができる可能性が示された。

Keyword: 汚染土壌, 比誘電率, 油
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