老朽化フィルダムにおける固化処理底泥土を用いた堤体改修法の提案 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.860-861 , 2005

発表番号 9- 1

Proposal of Method to Repair Old Filldam Embankment Using Cement-mixed Soil

Kitajima Akira [Fujita Corporation]
Fukushima Shinji [Fujita Corporation]
Tani Shigeru [NI of Rural Engineering]
Nishimoto Kouji [Fujita Corporation]
Hirota Osamu [Fujita Corporation]

老朽化フィルダムにおける固化処理底泥土を用いた堤体改修法の提案

○北島 明 [(株)フジタ 技術センター ]
福島 伸二 [(株)フジタ 土木本部 ]
谷 茂 [(独)農業工学研究所]
西本 浩司 [(株)フジタ 土木本部 ]
廣田 修 [(株)フジタ 土木本部 ]

砕・転圧盛土工法は底泥土を固化処理して所要の強度と遮水性を有する築堤土(砕・転圧土)を人工的に製造し堤体補強や漏水防止のための築堤を行うものである。我が国における老朽化した堤高15m超のフィルダムの大多数は30m前後までで,ため池と同様に均一型かこれに近い堤体構造にあり、ため池の堤体改修法がそのまま適用できる。本稿はこの工法をフィルダムに適用する場合の留意点と堤高に応じたゾーニングによる堤体構造を提案するものである。 

Keyword: 老朽化フィルダム, 底泥土, 固化処理
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