老朽ため池堤体の改修に関する合理的設計手法の提案その3 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.870-871 , 2005

発表番号 9- 6

The third proposal of the rational design technique about repair of the small dam constracted at old times

Okuno Hizuru [Co.,Ltd. Asuka Soil Corner ]
Koyama Shuhei [Osaka Prefecture University Environmetal Information Science and Application Engineering Lab.]

老朽ため池堤体の改修に関する合理的設計手法の提案その3

○奥野 日出 [株式会社アスカソイルコーナー]
小山 修平 [大阪府立大学大学院       環境情報工学研究室]

ため池堤体の安全かつ合理的な改修設計を行うには,遮水性ゾーンの細分化によりC材・φ材区分に基づいたせん断強度の設定が必要と考え,著者らはその安定解析式を2案提起した。本稿では堤体の円形すべり破壊を対象に本解析手法と有効応力解析手法(C’−φ’法)との比較を行い,各々の解析手法の妥当性について検討した結果を述べると共に,せん断強度の破壊規準を実務的に健全な堤体法面と崩壊法面の状況を捉えて考察した. 

Keyword: C材・φ材, 斜面安定, 破壊規準
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