鋼矢板土留め壁掘削地盤における浸透破壊事例と解析 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.936-937 , 2005

発表番号 9-39

A case study on seepage failure of excavated bottom soil in a steel-sheet-pile-wall cofferdam

tanaka tsutomu [Kobe University]
hirose tetsuo [Kobe University, Graduate School]

鋼矢板土留め壁掘削地盤における浸透破壊事例と解析

田中 勉 [神戸大学]
○廣瀬 哲夫 [神戸大学大学院]

鋼矢板土留め壁掘削地盤における浸透破壊事例について解析及び考察を行い次の結論を得た。(1)地盤を二次元流と仮定すると浸透破壊に対して安全となる。(2)掘削断面積に比べて掘削深さが大きい場合, 浸透流の集中による安全率の低下が起こり危険となる。(3)各種流れ条件の解析から, 二次元流, 二次元集中流, 軸対称流条件における浸透破壊安全率が減少する。(4)軸対称流条件における浸透破壊安全率は道路土工−仮設構造物工指針によるものとほぼ同じ値を示した。

Keyword: 浸透破壊, 鋼矢板土留め壁, 三次元的な浸透流の集中
GET PDF=05/05009-39.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)