20世紀初頭のミャンマー国Taungdwingyi地方における灌漑システム (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.944-945 , 2005

発表番号 9-43

Irrigation Systems in Taungdwindgyi, Myanmar in the early 20th Century

Kobayashi Shintaro [Kyoto University]

20世紀初頭のミャンマー国Taungdwingyi地方における灌漑システム

○小林 愼太郎 [京都大学大学院地球環境学堂]

20世紀初頭の英国による植民地併合時代に書かれた公文書から、ミャンマー国Taungdwingyi地方において当時展開されていた水田灌漑の状況について報告する。年降水量が約1,000mmと稲作には必ずしも好適な環境とはいえない同地方では、渇水および洪水と闘いながら、究極の水利用ともいえる灌漑方式がとられていた。が、その一方で、堰の建設・維持管理に大量の森林が伐採され、熱帯林が急速に減少していった。

Keyword: ミャンマー, 農業水利史, 水田灌漑
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