ソーシャル・キャピタルとしての水利慣行と灌漑開発 −カンボディア平地水田の末端水管理を事例として− (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.946-947 , 2005

発表番号 9-44

Water use customs as social capital for irrigation development ? A case study in flat paddy field area in Cambodia−

Tomosho Tatsumi [National Institute for Rural Engineering]
Takahashi Takashi [The Japanese Institute of Irrigation and Drainage]
Okuno Rintaro [The Japanese Institute of Irrigation and Drainage]
Yamaoka Kazumi [National Institute for Rural Engineering]

ソーシャル・キャピタルとしての水利慣行と灌漑開発 −カンボディア平地水田の末端水管理を事例として−

○友正 達美 [農業工学研究所]
高橋 峻 [(財)日本農業土木総合研究所]
奥野 倫太郎 [(財)日本農業土木総合研究所]
山岡 和純 [農業工学研究所]

カンボディア平地水田における末端水管理を事例として,灌漑開発の成果を高め成果を持続させるソーシャル・キャピタルとしての水利慣行の内容と特徴を分析し,その結果に基づいて灌漑開発における水路管理の計画と段階的発展の方向を検討した。調査地区における水管理のソーシャル・キャピタルは私的管理が中心であり,これを維持強化しつつ新たに共的管理の経験を蓄積することが有効と考えられた。

Keyword: カンボディア, かんがい計画, ソーシャル・キャピタル
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