タリム河中流域の農業用水利用の現状と課題?努尓巴克郷の事例? (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.958-959 , 2005

発表番号 9-50

Research on agricultural water use and its problems of Tarim River - Case Study of Nurbag township -

YAMAMOTO TADAO [Graduate school of Agriculture, Hokkaido University]
ABDISALAM JALALDIN [Graduate school of Agriculture, Hokkaido University]
NAGASAWA TETUAKI [Graduate school of Agriculture, Hokkaido University]

タリム河中流域の農業用水利用の現状と課題?努尓巴克郷の事例?

山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究科]
○阿布都沙拉木 [北海道大学大学院農学研究科]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究科]

タリム河中流域の農地を対象とした農業的水利用の実態把握と地域環境問題,とくに塩類集積に関する検討をおこなった。水不足の原因は,低い潅漑効率に加え,用水計画策定時以上に農地の拡大が進んだこと,さらには用水量を多く必要とする換金作物のワタの作付けに重心が移ったことも影響している。排水路のECは用水路の10倍もの値を示した。また冬灌漑によって塩類集積が抑制されていることが示唆された。

Keyword: 乾燥地農業, 塩類集積, 電気伝導度
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