メコン川中流部における栄養塩類濃度の季節変動 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.118-119 , 2005

発表番号 企-14- 5

Seasonal variation in nutrient concentrations in the middle reaches of the Mekong

Iida Toshiaki [Faculty of Agriculture, Yamagata University]
Shinnosuke Ito [Faculty of Agriculture, Yamagata University]
Somphone Inkhamseng [Faculty of Engineering, National Univeristy of Laos]

メコン川中流部における栄養塩類濃度の季節変動

○飯田 俊彰 [山形大学農学部]
伊藤 慎之介 [山形大学農学部]
Somphone Inkhamseng [ラオス国立大学工学部]

メコン川の水質の現状と栄養塩類濃度および負荷量の季節変動特性の把握を目的とし、ビエンチャンにおいて短い測定間隔で長期的な水質観測を行なった。窒素、リン濃度は総じて低かった。TN濃度は低水期から高水期への移行時に急激に上昇し、乾季に流域に蓄積された窒素が高水期初期の出水によって流出するものと考えられた。TP濃度と流量との間には相関が認められた。また、TNとTPとでは異なるL−Q関係が示された。

Keyword: メコン川, 窒素, リン
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