環境に配慮した滞留型排水路の水質浄化効果 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.196-197 , 2006

発表番号 2-34

Effect of Water Purification by Drainage Ditch with Water-retaining Function

KAWAUCHI Tarou [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
YAMAMOTO Tadao [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
NAGASAWA Tetuaki [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]

環境に配慮した滞留型排水路の水質浄化効果

○川内 太郎 [北海道大学大学院農学研究科]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究院]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]

北海道東部別海町の草地酪農地帯において,排水路改修による水質浄化効果の変化を検証した。直線的な土水路の水路床に連続的な窪みを造成し,流れを蛇行させた結果,流下時間が20?30倍延長されるとともに,窒素,リンの浄化効果の向上が認められた。また,改修前にはみられなかったNO3−N濃度低下が改修後には認められた。その濃度低下から推定した脱窒速度は0.35?0.49g・m−2・d−1であった。

Keyword: 排水路改修, 水質浄化, 脱窒
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