アユ個体群の遡上行動と成長過程の数理モデリング (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.302-303 , 2006

発表番号 3-19

Numerical Modeling of Ayu-Fish Population Dynamics in a Natural River

Kashima Tomoya [Graduate School of Agriculture, Kochi University]
Ban Michikazu [Faculty of Agriculture, Kochi University]

アユ個体群の遡上行動と成長過程の数理モデリング

○加島 智也 [高知大学大学院農学研究科]
伴 道一 [高知大学農学部]

アユ個体群の移動・成長に関する数理モデルを構築する.遡上直後の個体群が上流へとその生息域を広げつつ成長し始める,河川生活期初期の遡上・成長過程が,河床および河道形状という外的要因から受ける影響の定量化を試みる.数理モデルにはセルオートマトン手法を用い,個体行動(移動・摂餌・なわばり形成)および群れ行動を再現する.これにより河川の物理的・幾何学的条件がアユの成長に与える影響評価を試みる.

Keyword: 河川環境, 個体群, 数理モデル
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