発表番号 3-22
What does Distribution of Carbon Isotope Ratio of the Animal Population Show?
MORI Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
MIZUNANI Masakazu [Utsunomiya University]
MATSUZAWA Shinichi [Utsunomiya University]
動物個体群の炭素安定同位体比分布は何を示すのか?
○森 淳 [農業工学研究所]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
松澤 真一 [宇都宮大学農学部]
水田生態系の安定同位体比による,解析により食物網とともに動物生態に関する知見が得られつつある。小貝川上流域で動物の炭素安定同位体比(δ13C)を分析したところ,コバネイナゴのδ13C分布は100m離れた水田間で異なり,あまり移動していないことが明らかになった。ドジョウには水田に遡上しない個体が存在することが示唆された。トウキョウダルマガエルの個体群に上流から流下して参加した個体が混在していた。
Keyword: 行動生態, 炭素安定同位体比, 水田生態系
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