環境創造型稲作が水田内の生物生産量に与える効果 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.316-317 , 2006

発表番号 3-26

Effects of Agro-Environmental Improvement on Enhancement of Carrying Capacity in Paddy Fields

Kasahara Takehiro [Utsunomiya Univ.]
Mizutani Masakazu [Utsunomiya Univ.]
Goto Akira [Utsunomiya Univ.]

環境創造型稲作が水田内の生物生産量に与える効果

○笠原 岳洋 [宇都宮大学]
水谷 正一 [宇都宮大学]
後藤 章 [宇都宮大学]

避難プールの設置や有機稲作などを併せた環境創造型稲作を行うことによる水田内の生物生産量の変化を解明する。「環境創造型稲作を行った水田は慣行農法の水田に比べて多量の生物を養うことができるのではないか」,「水生生物避難プールは非灌漑期における水生生物の逃げ場として,また繁殖・生育の場としても機能しているのではないか」という2つの仮説をたてた。水田内の年間の生物量の推移を把握することにより検証する。

Keyword: 有機稲作, コウノトリ, 水田生態系
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