コンクリート表面の粗さと水生昆虫の定着 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.338-339 , 2006

発表番号 3-37

Interaction of colonization of aquatic insects with roughness of the concrete materials surface

YUMOTO Hiroki [Nippon Engineering Consultants CO., LTD]
OKUBO hiroshi [Faculty of Agriculture,Yamagata University]
MAEKAWA Katsuro [Faculty of Agriculture,Yamagata University]

コンクリート表面の粗さと水生昆虫の定着

○湯本 宏紀 [(株)大日本コンサルタント(4/1以降)]
大久保 博 [山形大学農学部]
前川 勝朗 [山形大学農学部]

本研究では,滑らかなコンクリート表面に凹凸をつけることによって,初期定着個体数を増加させることができた.その関係を生活・摂食型から検討した結果,大きな凹凸は巣の形成,速い流れでは小さな個体の避難場所として利用され,filterersが増加していた.流速が遅い流れではFPOMが沈殿しgathersが増加した.藻類の付着は最大の凹凸で付着量も最大となり,これはスクレイパーの増加につながると示唆された.

Keyword: 水生昆虫, コンクリート表面, 定着
GET PDF=06/06003-37.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)