マルチエージェントシミュレーションによる圃場整備総合化手法の効果予測 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.466-467 , 2006

発表番号 4-36

Evaluation of the comprehensive method on the land consolidation by multi-agent simulation

YAMASHITA RYOUHEI [Kobe University]
HOSHINO SATOSHI [Kobe University]

マルチエージェントシミュレーションによる圃場整備総合化手法の効果予測

○山下 良平 [神戸大学大学院]
星野 敏 [神戸大学農学部]

本研究では,マルチエージェントシミュレーションを援用し,圃場整備事業と担い手への農地集積を一体的に進める総合化手法の有効性を検討した。秋田県六郷西部地区を対象とし,基盤整備の有無・地域農業の組織化の程度の差異を基に施策の効果予測を試みた結果,耕作放棄の抑制に関して,ハード・ソフト施策の単独実施に比べて,総合化手法による相乗効果が見られ,施策としての総合化手法の有効性が示された。

Keyword: 総合化手法, マルチエージェント, 集落営農
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