農業排水路の段階的改修時における排水の水質変動について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.482-483 , 2006

発表番号 5-5

Movement of Drainage Water Quality in Phased Repair Works

Yoshii Akihiro [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture]
Samura Isao [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture]
Nakamura Yoshio [Faculty of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture]

農業排水路の段階的改修時における排水の水質変動について

○吉井 明央 [東京農業大学大学院]
左村 公 [東京農業大学大学院]
中村 好男 [東京農業大学地域環境科学部]

本研究では,土水路からコンクリート水路に改修中であり,両水路の混在状態である農業排水路を取り上げ,その水路における改修工事による水質変動を明らかにした。その結果T−N,CODでは土水路区間が多かった2004年の排出負荷が,土水路区間の短い2005年の排出負荷より上回った。T−Pに関しては顕著な差は出なかった。土水路区間で汚濁源が沈殿し,それが流量の多くなる灌漑期に流出したものと思われる。

Keyword: 排水改良, コンクリート水路, 土水路
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