野洲川用水の多面的機能の経済評価 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.516-517 , 2006

発表番号 5-22

Economical Evaluation of Agricultural Water's Multi-Functional Roles by CVM

Odani Hiromichi [School of Environmental Science, University of Shiga Prefecture]
Doi Akihiro [School of Environmental Science, University of Shiga Prefecture]
Horino Haruhiko [Graduate School of Agriculture and Life Science, Osaka Prefecture University]

野洲川用水の多面的機能の経済評価

○小谷 廣通 [滋賀県立大学環境科学部]
土井 章宏 [滋賀県立大学環境科学部]
堀野 治彦 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]

仮想評価法(CVM)を用いて野洲川用水の多面的機能の経済評価をするため,ターンブル法とワイブル回帰によって支払意思表示額(WTP)の平均値を求めた結果,それぞれ4352円と4096円となった。また,用水の機能の有用度と重要度を総合した指標を用いて各機能の経済評価を行った結果,治水,生態系保全と水質保全の機能評価が高かった。さらに,現在では治水の機能が高く評価されているが,今後最も期待される機能は水質保全機能であることがわかった。

Keyword: 農業用水, 多面的機能, 仮想評価法
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