ラオスにおける水田灌漑の実態分析 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.542-543 , 2006

発表番号 5-35

Analyzing the actual condition for paddy irrigation, in Laos

Toda Osamu [Graduate School of Tokyo University]
Yoshida Koshi [Graduate School of Tokyo University]
Higuchi Katsuhiro [National Institute for Rural Engineering]
Tanji Hajime [National Institute for Rural Engineering]

ラオスにおける水田灌漑の実態分析

○戸田 修 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
吉田 貢士 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
樋口 克宏 [農村工学研究所]
丹治 肇 [農村工学研究所]

ラオスでの急激な人口増加に伴う食料需要の増加を背景に,適切なかんがいによるコメ生産性の向上を目的として,詳細なデータが極めて少ないラオスのかんがい実態分析を行い,CROPWATを用いたかんがい水量推定を試みた。現地調査から得た詳細な圃場データを用いて分析した結果,ラオスでは上流優先取水や番水が行われており,水分配は均等ではないこと,CROPWATは日照時間の影響を十分反映できておらず,湿潤な地域へは不適であることが分かった。

Keyword: CROPWAT, 雨期乾期, メコン川
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