要素移動アルゴリズムを用いた農地の氾濫解析モデル (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.660-661 , 2006

発表番号 6-50

Flood Flow Analysis Model in Low-land Farmlands using Element Moving Algorithm

kiri hirohide [National Institute for Rural Engineering, NARO]
tanji hajime [National Institute for Rural Engineering, NARO]
nakaya tetsuo [National Institute for Rural Engineering, NARO]

要素移動アルゴリズムを用いた農地の氾濫解析モデル

○桐 博英 [農村工学研究所]
丹治 肇 [農村工学研究所]
中矢 哲郎 [農村工学研究所]

有限要素法による氾濫解析で多く用いられている移動境界モデルは,解析精度が地盤標高データに左右され,50mメッシュ標高データでは氾濫域を過大評価する場合がある.そこで,著者らが開発した移動境界アルゴリズムを用いた氾濫解析モデルを構築し,解析精度を検証するとともに,水路から越水する状況を再現した.本モデルの解析では,水際線の移動を柔軟に追従することができ,斜面の遡上高も実験結果を良く再現した.

Keyword: 移動境界問題, 有限要素法, 氾濫域
GET PDF=06/06006-50.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)