池田湖の熱収支に関する研究 ― 水資源としての湖の水収支に関する研究 (3) ― (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.668-669 , 2006

発表番号 7-2

Heat budget of Lake Ikeda ― Hydrologic budget of a lake as a water resources (3) ―

ITO Yuji [United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
MOMII Kazuro [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]
NAKAGAWA Kei [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]

池田湖の熱収支に関する研究 ― 水資源としての湖の水収支に関する研究 (3) ―

○伊藤 祐二 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
籾井 和朗 [鹿児島大学農学部]
中川 啓 [鹿児島大学農学部]

本研究では,水資源として利用されている池田湖の熱収支の季節変化について,著者らが収集した現地観測データに基づいて検討を行った.その結果,移流熱フラックスが池田湖の熱収支に及ぼす影響は小さく,温暖な地域に位置する池田湖においては,ボーエン比が小さい.また,放射および湖水温の鉛直分布のデータが得られれば,プリーストリー・テーラー式によって,池田湖の潜熱フラックスは推定可能である.

Keyword: 熱収支, エネルギー循環, 気象環境
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