ニューラルネットワークを利用した気温の影響因子とその範囲の評価 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.676-677 , 2006

発表番号 7-6

The Evaluation of factore and area of the influence factor in temperature using neural network

Takeshita Shinichi [Faculty of Agric.,Miyazaki Univ]
Mitsuno Toru [Grad.School of Agric.Sci.,Kyoto Univ]
Akiyoshi Yasuhiro [Faculty of Agric.,Miyazaki Univ]

ニューラルネットワークを利用した気温の影響因子とその範囲の評価

○竹下 伸一 [宮崎大学農学部]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]
秋吉 康弘 [宮崎大学農学部]

大阪府岸和田市において多地点で観測されている気温データを用いて,ニューラルネットワークモデルを応用した気温の影響因子と影響範囲の評価を行った.その結果夏季では,日中の影響範囲は狭く多くの因子が作用し,とくに海の影響が強い一方で,夜間は範囲が広く影響因子が少なく,とくにため池の影響が強いことがわかった.影響因子と影響範囲の解析結果をもとに現況気温を再現したところ精度良く再現することができた.

Keyword: ため池, 気候緩和, ニューラルネットワーク
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