草地整備により形成された土壌理化学性の空間分布について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.792-793 , 2006

発表番号 7-64 

Spatial distribution of soil properties formed by landform consolidation

KASHIWAGI Junichi [Hokkaido University Graduate School]
SEINO Naoto []
MARUYAMA Kenji []

草地整備により形成された土壌理化学性の空間分布について

○柏木 淳一 [北海道大学大学院農学研究科]
清野 直人 [財団法人 北海道農業開発公社]
丸山 健二 [財団法人 北海道農業開発公社]

低コスト型草地整備の試みとして,表土扱いを省略した地形改修を行った。原状では,深さ30cmまでが耕起層で比較的酸性が強く,可給態リン酸を400mg kg−1以上含んでいたが,下層土にかけてリン酸は著しく減少していた。造成後の耕起層の化学性はこの特徴を反映し,圃場内の土壌のバラツキが増大した。この場合には,局所的な土壌改良資材の施用技術の確立が必要であり,省資源,環境への負荷の軽減にも効果的であると考えられる。

Keyword: 圃場整備, 土壌改良, 低コスト
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