発表番号 8-2
Investigation of water leakage for the face of slope in dam body by temperature distribution observation
Takahashi Ryosuke [Kyoto University]
Kobayashi Akira [Kyoto University]
Yamamoto Kiyohito [Kyoto University]
Aoyama Shigeyasu [Kyoto University]
堤体法面の温度分布観測による漏水状況の把握
○高橋 涼介 [京都大学大学院農学研究科]
小林 晃 [京都大学大学院農学研究科]
山本 清仁 [京都大学大学院農学研究科]
青山 咸康 [京都大学大学院農学研究科]
本研究の目的は漏水箇所の同定を温度観測で可能かどうかを調べることである。他の観測結果では漏水部への堤体内の浸潤は左岸側からではなく,堤体中央方向からの流れが原因であり,その浸潤は漏水箇所に集中して浸出しており,自由水面を形成するような流れではなく,水みち的な流れであることが推察された。観測の結果,法面表面の温度を測ることにより,漏水箇所を同定できることが分かった。
Keyword: 土構造物, 非破壊検査, サーモグラフィー
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