常願寺川横江頭首工の改修における基礎地盤の浸透流特性と浸透破壊安定性(その1)―仮設グラウト止水壁の効果― (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.846-847 , 2006

発表番号 8-26

Seepage flow and seepage failure of subsoil under the Yokoe Barrage in Joganji River (No.1) -Effects of temporary grouting cutoff wall-

Tanaka Tsutomu [Kobe University]
Yokoyama Toyoaki [Kobe University]
Inoue Kazuya [Kobe University]

常願寺川横江頭首工の改修における基礎地盤の浸透流特性と浸透破壊安定性(その1)―仮設グラウト止水壁の効果―

田中 勉 [神戸大学 農学部]
○横山 豊彰 [神戸大学 農学部]
井上 一哉 [神戸大学 農学部]

横江頭首工基礎地盤に関して, FEM浸透流解析及び浸透破壊安定解析を行い, 仮設グラウト止水壁の効果について考察し次の結論を得た。(1)グラウトの打込み深さの増加に伴い浸透破壊安全率が向上し, 仮止水壁の完成によって構築前の約1.7倍になる。(2) 堤体底面直下に5mの仮設グラウトを先に打つことの効果はほとんどないが, グラウト先行打込みがない場合, 堤体底面直下の地盤において大きな流速が生じ, ルーフィングの危険性が高くなる。

Keyword: 浸透破壊, 頭首工基礎地盤, 事例解析(成功事例)
GET PDF=06/06008-26.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)