高解像度衛星画像の目視判読から抽出可能なフィールド情報 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.892-893 , 2006

発表番号 8-49

Available field information from high resolution satellite imagery by image interpretation

Kenji SUZUKI [Japan International Research Center for Agricultural Sciences]
Takeo OHNISHI [Research Institute for Humanity and Nature]

高解像度衛星画像の目視判読から抽出可能なフィールド情報

○鈴木 研二 [国際農林水産業研究センター]
大西 健夫 [総合地球環境学研究所]

本報告では,高解像度衛星画像の目視判読を通じて抽出可能なフィールドの情報について検討することを目的とする。目視判読の結果,京都・左京区の棚田では,田面の植生や耕作放棄水田の畦畔の雑草に関する状態が把握された。東北タイ・コンケンの天水田では,水田の落水口の位置や浸食の痕跡や流下経路等について把握された。目視判読の有効性とともに,撮影時期特有の圃場状態を確認できる可能性が示唆された。

Keyword: 棚田, 天水田, リモートセンシング
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