発表番号 9-11
Consideration of the Effects of Environmental Factors on the Growth of Wasabi Cultivated in Low Upland Field
Shinjo Akira [Faculty of Bioresources,Mie Univ.]
Kajisa Takamitu [Faculty of Bioresources,Mie Univ.]
Ito Minoru [Faculty of Bioresources,Mie Univ.]
低標高畑ワサビの栽培環境の検討
○新庄 彬 [三重大学生物資源学部]
加治佐 隆光 [三重大学生物資源学部]
伊藤 稔 [三重大学生物資源学部]
本研究は5年間の継続結果を併せて考察したものである。平成16年,17年と続けて,生存率は良好であった。しかしながら,土壌の理化学性にはなお改善の必要性が残されている。17年度の環境改善で判明したことは,一,沢水を活用することにより,盛夏時期ワサビ畝地温の上昇を1℃程度抑制できること,ニ,化学肥料の投入が必要であること,三,牛糞等の投入により,C/N比の安定化と炭素,窒素量の大幅な増強が望めること,である。
Keyword: 農村振興, 中山間地域, 土壌環境と植物根系
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