フロック懸濁液の界面沈降に及ぼす試料濃度と凝集の効果 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.944-945 , 2006

発表番号 9-14

Effect of volume fraction and coagulation onsettling velocity of flocculated clay suspensions

Ebihara Takashi [Japan Water Agency]
Nakaishi Katuya [Ibaraki Universiry]
Ooi Setsuo [National Institute for Rural Engineerring]

フロック懸濁液の界面沈降に及ぼす試料濃度と凝集の効果

○海老原 央嗣 [水資源機構]
中石 克也 [茨城大学]
大井 節男 [農業工学研究所]

本研究では,試料濃度と凝集の度合いを変化させ,フロック懸濁液の界面沈降速度を観察し,フロックの大きさを表す指標として沈降速度から膨潤比を求めた。界面沈降は,緩速沈降,急速沈降,圧密沈降の3過程からなり,試料濃度とともに界面沈降様式が変化した。膨潤比は試料濃度濃度の増加にともない減少し,界面沈降速度に影響を与えることが分かった。この膨潤比と試料濃度を用いて界面沈降速度を算定する式を新たに提示した。

Keyword: 界面沈降速度, 試料濃度効果, 凝集効果
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