発表番号 9-30
Investigation of the Physical and Chemical Properties of Soil at the Arsenic Pollution Area in Nepal
KONDO Fumiyoshi [Faculty of Agriculture, Saga University]
SUGIMOTO Yasuhiro [Faculty of Agriculture, University of Miyazaki]
TOYOMITSU Yukio [Faculty of Agriculture, University of Miyazaki]
YOKOTA Hiroshi [Faculty of Engineering, University of Miyazaki]
ネパールの砒素汚染地域における土壌の物理・化学性調査
○近藤 文義 [佐賀大学農学部]
杉本 安寛 [宮崎大学農学部]
豊満 幸雄 [宮崎大学農学部]
横田 漠 [宮崎大学工学部]
ネパールの砒素汚染地域における土壌の物理・化学的性質と砒素含有量との関係について実験的に検討した。その結果,農地土壌では陽イオン交換容量,ボーリングコア試料では粘土分含有量において砒素含有量との間に最も高い相関関係がみられた。また,ボーリングコア試料の深さ約10〜11mの黒色のピート層中において特に高い砒素の集積が認められ,この層が地下水への砒素の供給源である可能性が示唆された。
Keyword: ネパール, 砒素, 土壌
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