TDR法を用いた凍結過程にある不飽和土中の液状水量の測定について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.1032-1033 , 2006

発表番号 9-58

Verification of TDR method for measuring liquid water amount in freezing soil

Wake Tomomi [Graduate School of Bioresources, Mie University]
Watanabe Kunio [Graduate School of Bioresources, Mie University]

TDR法を用いた凍結過程にある不飽和土中の液状水量の測定について

和気 朋己 [三重大学大学院生物資源学研究科]
○渡辺 晋生 [三重大学大学院生物資源学研究科]

寒冷地の資源利用や物質循環を考える場合,土の凍結に伴う水分や熱,溶質移動の正確な把握が重要である。土壌水分の調査によく利用される測器の一つにTDR法がある。しかしながら,温度変化や凍結に伴う溶質移動がTDR法の精度に及ぼす影響はよくわかっていない。そこで本研究では,凍結過程にある異なる土の水分量のTDR測定とNMR測定の比較から,TDR法の凍結環境での使用留意点の整理し,測定精度の向上を目指した。

Keyword: TDR法, 凍土, 不凍水
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