用排兼用型水路と未整備水田との間の魚類の移動について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.82-83 , 2006

発表番号 企画12-01

Study on Fish Movement between Dual-purpose-channel and Unimproved Paddy Field

MINAGAWA Akiko [United Graduate School of Agri., Tokyo Univ. of Agri. and Tech.]
NISHIDA Kazuya [United Graduate School of Agri., Tokyo Univ. of Agri. and Tech.]
SENGA Yutaro [United Graduate School of Agri., Tokyo Univ. of Agri. and Tech.]

用排兼用型水路と未整備水田との間の魚類の移動について

○皆川 明子 [東京農工大学大学大学院連合農学研究科]
西田 一也 [東京農工大学大学大学院連合農学研究科]
千賀 裕太郎 [東京農工大学大学大学院連合農学研究科]

一部の淡水魚にとって,水田が繁殖や成育の場として重要であることが指摘されているが,近年水田は魚類が利用しにくい構造・営農条件に変わってきている.そこで用排兼用型水路と接続する未整備水田において,水路―水田間の魚類の移動を調査した結果,用排兼用型水路からは繁殖目的の成魚のほかに多数の当歳魚も水田に進入し成育すること,湛水後40日頃,中干し,落水時に脱出のピークがあることが明らかとなった.

Keyword: 魚類, 移動, 水田
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