自然条件下におけるスタミナトンネルを用いた淡水魚の突進速度 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.116-117 , 2006

発表番号 企画16-01

Burst Swimming Speed of Fishes using The Guidance System Stamina Tunnel with River

IZUMI Mattashi [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]
YATAYA Kenichi [Hirosaki Univ.Agriculture and Life Science graduate course]
KUDO Akira [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]
AZUMA Nobuyuki [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]
ITO Ryuta [Hirosaki Univ.Agriculture and Life Science graduate course]

自然条件下におけるスタミナトンネルを用いた淡水魚の突進速度

泉 完 [弘前大学農学生命科学部]
○矢田谷 健一 [弘前大学大学院農学生命科学研究科]
工藤 明 [弘前大学農学生命科学部]
東 信行 [弘前大学農学生命科学部]
伊東 竜太 [弘前大学大学院農学生命科学研究科]

自然条件下における淡水魚の突進速度を調べるために、魚道入口に集まった魚が自発的に発揮した突進速度を、円筒パイプを用いて測定した。アブラハヤ、ウグイ、フナsp、アユ等の平均遊泳速度は233cm/s(体長の36.6倍/s)で、平均持続時間は3.2秒であった。また、カワヤツメや底生魚のカマツカも高い遊泳能力を発揮することが確認でき、自然条件下における淡水魚の突進速度は、従来から考えられてきた値よりもかなり速いものと考えられた。

Keyword: 淡水魚, 突進速度, スタミナトンネル
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