有明海奥部における干潟域底質の脱窒特性について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.124-125 , 2006

発表番号 企画16-05

Characteristics of Denitrification of Tidal Bottom-sediment in the Inner Part of Ariake Sea

Koga Akane [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
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有明海奥部における干潟域底質の脱窒特性について

○古賀 あかね [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
郡山 益実 [佐賀大学農学部]

本研究では、有明海干潟域底質の浄化能力を脱窒という観点から検討した。各底質試料について、アセチレン阻害法を用いた脱窒量の測定とMPN法を用いた脱窒菌の計測、底質試料のEh・底質間隙水中の硝酸濃度・含泥率・強熱減量(IL)の測定を行った。その結果、脱窒速度・脱窒菌数ともに秋季に高い値を示した。また、脱窒菌数の分布は、RPD層の分布に対応して変動した。さらに、脱窒活性は、底質環境に大きく左右された。

Keyword: 有明海, 脱窒, アセチレン阻害法
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